【久保王将の釈明について】①

久保王将が事件について説明するとのことで、とりあえず状況の整理。

http://kifulog.shogi.or.jp/ousho/

・久保九段の問題点・・・第三者調査委員会の調査結果によると、久保王将は「三浦九段は18:41~19:12までの31分間離席した。時計で確認した。」と証言したが、ビデオの映像を確認したところ9分、3分、3分の離席だった。

・ポイント

①偽証が故意だったか勘違いだったか。・・・・具体的な数字を入れてしまうと、本当に勘違いだったとしても、勘違いだと認めてもらいにくいでしょう。「長時間離席した」くらいの証言にとどめておけば、勘違いで済ませられたかもしれませんが。同じように具体的な数字を出した千田率のほうは、数字自体は正しくても、数字の使い方を勘違いしていたということで理解できる。時計で確認していたにもかかわらず数字自体を勘違いしていたという久保王将には、「この、ど××がああああ!!」と怒鳴りつけたい気持ちです。

②離席時間が31分と9分、3分、3分では、大きな違いはないのではないか?・・・・9分の離席の最初でソフトを起動して、最後の3分の離席でソフトの差し手を確認するのであれば、確かにソフトの読みは同じになるでしょう。ただ、離席していない時間にはソフトの差し手を知ることができず自分で考えていたわけで、ソフトを31分間連続して参照している場合よりは、有効に利用できないことになる。仮にカモフラージュだとすれば、3分、3分、9分の離席にするのではないか?また、移動時間も含めれば、3分で何ができるの?という疑問もある。

③竜王戦の対局相手変更で得をした渡辺竜王と比べて、まったく得をしていないのに批判が厳しすぎないか?・・・・渡辺竜王が盾になってくれているおかげで批判はかなり軽減されているので、必ずしも厳しすぎるとは言えない。また、三浦九段の受けた不利益と比べても、厳しすぎるとは言えない。

④離席時間を確認せずに処分したのは執行部であり、証言しただけの久保九段への批判が厳しすぎないか?・・・・これはその通りで、一番悪いのは執行部。執行部は内部で問題を片づけられる段階で、ちゃんと確認するべきだった。執行部は本当に無能だった。

⑤第三者調査委員会の調査結果が出てからの対応は適切だったか?・・・・王将戦で頭がいっぱいだったのはわかるけど、もっと早く「王将戦が終わったらコメントする」と言っておくべきだったなあ。タイトル取れなかったら、ずっとノーコメントのつもりだったんじゃないか?ブログもtwitterもやってないから、コメント出すとしたら雑誌に発表しかないけど、渡辺竜王が説明し終わらないうちに自分がやらなくてもいいという考えだったのかな?

・その他・・・渡辺竜王、久保王将とならんで千田君が批判されてるのが不思議です。疑いをかけるだけなら問題ないと思っているので、千田君ちょっと批判されすぎじゃない?郷田九段と比べたらたしかに騒ぎすぎな疑いのかけ方だったけど、千田君はたんにソフトの専門家として祭り上げられただけで、千田君が騒いだかどうかも疑問。千田君が棋王を取ったら、また釈明を要求されるのかな?

【渡辺竜王の釈明について】④

今週は渡辺竜王の釈明の更新がなかったので、余談。

①理事の代わりは当面補充しないとのこと。まあ、三浦九段擁護派の棋士が理事に選出されたら、また問題を蒸し返されそうなのでということでしょう。後は渡辺竜王の釈明を抑え込んでしまえば執行部の作戦勝ちでしょうか。

②最近は渡辺竜王より久保九段のほうが罪が重いと感じています。

・理由1・・・久保九段だけが証拠(離席時間に関する証言)をねつ造した。

・理由2・・・渡辺竜王は不十分ながら謝罪っぽい発言をしており釈明を続けているが、久保九段はノーコメント。

久保九段の発言「18:41~19:12までの31分間離席した。時計で確認した。」って、これが偽証罪にならないなら何が偽証罪になるんだっていうくらい、あまりにひどいんですよね。久保九段はブログもtwitterもやってないみたいなので、処分しないならせめて謝罪する機会を作ってあげたほうがいいと思う。

久保九段は叡王戦の遅刻のペナルティとして棋士会副会長の収入を半年分返上すると12/18に発表しています。ネットではこの処分は重過ぎる(たぶん郷田九王将の遅刻の前例と比較して)と話題になってるけど、12/18って第三者調査委員会の調査が終わって竜王戦が終わったら調査結果公表というタイミングだったから、批判を見越してあらかじめ重い処分を申し出たのかもしれない。でも細かすぎて伝わってないね。

③渡辺竜王が背後から撃たれている感じになっていることについて、少し気の毒に感じている。渡辺正和5段の証言「渡辺竜王が島常務を脅して三浦九段を失格にするように動いたというのは報告会で島常務から聞いた話です」って、島さんとしては軽口のつもりだったんじゃないだろうか?

渡辺竜王・・・「事実なら失格もあるんじゃないですか?」

島さん・・・「渡辺竜王から失格にしろって脅されちゃったよ。てへっ。」

渡辺正和5段・・・「なんだってーーーーー!!定款9条に照らして竜王を除名するべきです。拡散希望。」

島さん・・・「真面目かっ!!!!!」

※報告会での発言ってことだからこんなに軽いノリのはずないけど

【一週間の反省と課題】3/12

・確定申告終了。いくら何でも時間かけすぎだった。来年は2月末から初めて、半月くらいで完了するようにしよう。

・CCNPの期限が今年の夏に切れることに気付いた。更新するかどうかもうちょっと考えよう。1か月弱と4万円使って更新する価値はあるだろうか?20代のころならまだしも、もうネットワークエンジニアを下っ端からやり直すこともないだろうし、切れてもいいかな?

・副業のアルバイトに応募中。

 

【渡辺竜王の釈明について】③

①渡辺竜王が大山弁護士に提供した資料の作成日は2/24だった・・・・これだけでは最近まで三浦九段のことを疑っていた証拠にはなりませんね。excelで作った資料を、excel持たない人のためにpdfにしたのが2/24だったということでしょうね。むしろ大山弁護士は2/24以降に資料を受け取って、2/27に文書を発表したということで、まともな分析する時間があったとは考えにくい。ソフトの考慮時間を1分以上取ると差し手のバラつきが少なくなるというのも信ぴょう性がなくなっちゃった。この人、今後仕事あるのかな?

②渡辺竜王が総会で三浦九段の不正有無について何も答えなかった・・・・300人弱の棋士が集まる中で吊し上げて、何も答えなかったからまだ疑ってるという判断をするのはさすがに無理でしょ。連盟の規約に違反していたなら黙って除名すればいいので、いじめる必要はないんじゃないか?

【渡辺竜王の釈明について】②

小暮記者が渡辺竜王の弁護を弁護士に依頼して、文書が公開されたので考察。

http://megalodon.jp/2017-0226-1408-55/www.keijibengo.com/9901/index.html

①総評・・・・まず、自分の弁護を頼めばいいよね。頼まれてもいないのに渡辺竜王の弁護を依頼するとか理解不能です。あと、重要情報扱いされてる割には内容がショボい。第三者調査委員会の報告書要約を見て2000万円というのは高すぎると思いましたが、これは仮に5万円でも高すぎる。この程度なら俺でも書ける。法律に全く触れていないので弁護士が書く必要がない。

②【渡辺竜王弁護の基本的な方針 (5-1)  三浦九段が本当に黒だったかは別にして、「疑う根拠」があったことを示せれば、渡辺竜王に対する「弁護」はできるものと考えた。】・・・・・方針から間違ってて、疑いをかけたのが悪いのではなく、対局者変更を図ったことが問題です。問題行動としては「疑念のある相手とは対局できない」と発言したことと、渡辺正和5段の証言「渡辺竜王が島常務を脅して三浦九段を失格にするように動いたというのは報告会で島常務から聞いた話です」など。将棋連盟定款は以下の通り。

第9条 会員が次のいずれかに該当するに至ったときは、総会の決議によって当該会員 を除名することができる。 (1)本連盟の名誉を毀損し、又は本連盟の目的に反する行為をしたとき (2)本連盟に対して不正の行為をしたとき (3)会員の資格を利用して不正の行為をしたとき (4)禁固以上の刑に処せられたとき (5)その他除名すべき正当な事由があるとき

③疑惑の根拠として一致率を使用・・・・・3~4か月前の古い情報をそのまま利用してる。ただ、ソフトの考慮時間を1分以上取った場合のぶれは大きくなかったという指摘は面白かった。第三者調査委員会の報告書全文は一般には公開されないらしいけど、どのような条件での検査だったかは私も興味あります。そして使用したpdfは渡辺竜王が作成したものをそのまま流用したらしい。もうそれだけでこの人が自力で調査しないことが分かるので(私も一緒だけど)、この文書にお金払うとしても1万円が限度じゃない?

④トップ棋士達が疑いを持った・・・・最初の会合での感想と、第三者調査委員会の報告書で意見が違うのは私も違和感を感じました。でも「灰色に近い」から「三浦九段が自力で指したとしても不自然ではない」への変化なので、よく考えればそんなに変わってないよね。要するにトッププロでも確信は持てないってこと。

 

「余談」・・・神吉さんが『李下に冠を正さず』と発言したらしいですが、私はこの言葉がとても嫌いです。なぜ嫌いなのか考えてみた。

①利己的動機によって他人を批判している。『李下に冠を正さず』というのは所詮は処世術に過ぎない。処世術を自分の意志で採用することや、親が子供のために処世術を教えることは問題ない。しかし、私のためでもないのに、他人から処世術を強要されるのは我慢できない。やましいことがないのなら、李下に冠を正す権利がある。

②『李下に冠を正さず』の反対に近い言葉は何かと考えて、『疑わしきは罰せず』が近いのかなと思った。数千年前の外国の処世術より、近代法の原則を優先させるのは当然。

③マナー厨にうんざりしている。ルールとして明確化されているわけでもないのに、自分の尺度で他人を批判するのはよくない。

 

【一週間の反省と課題】2/26

引っ越し先が大体決まった。

来週末で確定申告を終わらせて、さ来週に引っ越し予定。

全部終わったら副業でもはじめよう。

 

三浦九段の不正疑惑では、たぶん2/28(火)に理事が解任されるかどうか決まるはず。でもなあ、理事を辞めさせた後にどういうことするのか明確にしてもらわないと応援もできないなあ。第三者調査委員会で調査対象にならなかった関係者の処分とか三浦九段の名誉回復とか、投票前に説明しないと、たとえ解任できてもガス抜きされただけで元の木阿弥だよね。

今の形の電王戦は今回で終わりとのこと。たった2回で終わりということなら、制度作った時の見通しが甘かったてことだろうね。ソフトが強くなりすぎたというのもあるだろうし、電王戦Finalをプロ棋士が勝ち越して判断ミスしたっていうのあるだろう。ソフトとプロ棋士の対局にはまだ一定の需要があるはずだが、いかんせんプロ棋士側に勝ち目がない。新しい形での対局になるだろうか?

A級順位戦は面白かったです。評価値というのは、あったらあったでプロ棋士が下手な手ばかり指してるように見えるけど、なきゃないで寂しいですね。今回は事件のせいで10中1人しか脱落しませんでしたが、森内九段は残念でした。まあ。森蔚九段は三浦九段戦が不戦勝になった上で3勝6敗と勝ちが一番少ないので、しょうがないですね。三浦九段と対局して勝っていた佐藤会長(同じく3勝6敗)が陥落してたら気の毒でしたが・・・。そして平年であれば陥落率20%のA級順位戦は、来年、陥落率が27%に増加。今年陥落率が下がった恩恵を受けられなかったB1からの昇級者も少し気の毒かな。

【渡辺竜王の釈明について】①

渡辺竜王がブログで釈明を始めたので、感想と考察をはじめます

http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira

仮説:渡辺竜王は内密に島さんに相談したのに、島さんから相談内容をバラされたため、やったことに比べて過剰な批判を受けている。

渡辺竜王が釈明を始めたのは、誤解によって実態以上に厳しい批判を受けていると考えているからでしょう。「疑念のある棋士とは対局しない」という発言も、「対局したくないんだけどどうでしょう?」相談だったかもしれない。

ということで島さんのおしゃべりが事態を悪化させたという仮説を考えてみます。渡辺竜王の「疑念のある棋士とは対局できない。タイトルを剥奪されてもかまわない」という発言は、10/21会見で島さんから発表されました(会見に谷川元会長も同席したので、島さんだけを責めるのは酷ですが)。ですが渡辺竜王のブログによると、島さんが直接渡辺竜王から聞いたのではなく、人づてに聞いたらしい。

島さんのおしゃべり疑惑はもう一つあって、「羽生さんから島さんに『限りなく黒に近い灰色』というメールを文春にリークした」というものです(CCやBCCなど、メールの宛先が複数あった場合、島さんがリークしたとは断定できない)。これは羽生さんが即時否定したけど、相当怒ってたみたい。

島さんおしゃべり説を島さんの性格から考える。羽生さんや森内さんも在籍した島研は研究をオープンにしていたため、羽生さん一強ではなく羽生世代全体のレベルを上げたというのは有名な話です。この島さんのオープンな性格が秘密の保持に向かなかったのではないか?

島さんと渡辺竜王はお互いに怒ってるのではないか?島さんは辞任会見で「渡辺君から相談された時から覚悟はしていた」と発言したが、これは責任転嫁ともとれる。また、渡辺竜王もブログではしょうがないかなと書いているが、自分の発言でもないことを記者会見でバラされたらさすがに怒っていい。

この仮説の弱点は、渡辺竜王の発言が内密の相談だったという証拠に欠けることです。渡辺正和五段の「渡辺竜王が島さんを脅した」という発言から、なんとなく渡辺正和五段もその場に居合わせた感じがします。渡辺竜王もギタシンと5時間も会談する暇があるなら、渡辺正和五段とW渡辺会談すればいいのに。

 

 

 

【一週間の反省と課題】2/19

引っ越しでトラブル発生。久しぶりに恐怖で震えました。寒さで震えるのと違って、恐怖で震えるときって心臓ががくがくすることに気付いた。先週の投稿で~棋士は除名しろとか書いたから天罰覿面。反省した。

http://i2chmeijin.blog.fc2.com/

三浦九段の件は渡辺竜王がブログで釈明を始めたことでもう少し続くんでしょうね。この問題をほじくり返したい人と蓋をしたい人が割れている感じ。新会長が指導力を発揮する場面が早速来たかも。

渡辺竜王「タイトルを剥奪されてもかまわないとは言っていない。そのくらいの覚悟で発言しているんだろうという推測で、ある人が島理事に伝えた。」

そういうことでしたか。信じるけど、間に入った人の名前を明かしてほしいですね。名前出せないくらいだから理事かスポンサー?あと「疑念ある棋士とは対局できない」という発言のほうは事実と認めるんですか?

第三者調査委員会も久保九段の発言は裏を取ったんだから、渡辺竜王の発言も裏を取ればよかったのに。不正の証拠にはならないということでノータッチ?第三者調査委員会の報告書にはいろいろな問題があるけど、事実関係についてはしっかりまとめていたので、ここも頑張ってほしかったですね。

思い返すと、三浦九段に疑いをかけた棋士の中で、郷田九段の対応は模範的でした。竜王戦のトーナメントで負けた後、執行部に報告してから他には一切発言してません。渡辺竜王や久保九段もこれくらいにとどめておけばなあ。